黙示録の四騎士257話 事前予想|「ぬぐえぬ熱情」は誰の想いか

黙示録の四騎士

※この記事は『黙示録の四騎士』256話までのネタバレを含みます。257話掲載前に、予告サブタイトル「ぬぐえぬ熱情」を手がかりに書いた事前予想です。
256話では、凶星雲(オミノス・ネビュラ)で反撃に転じたゼルドリスが「魔神の王を舐めるなよ」と言い放ち、カオス・ランスロットにダメージを与えたところで幕を閉じました。
続く257話のサブタイトルは「ぬぐえぬ熱情」です。
この記事では、ぬぐえぬ熱情とは誰の想いなのかを4人の候補から絞り込み、カオス・ランスロットVSゼルドリスの決着がどう動くのかを予想していきます。
なお、前提となる256話の内容は黙示録の四騎士256話考察|凶星雲で反撃したゼルドリス「魔神の王を舐めるなよ」で詳しくまとめています。

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黙示録の四騎士256話の振り返り|ゼルドリスが凶星雲で流れを引き寄せた

まずは257話につながる256話の流れを整理します。
カオス・ランスロットと向き合ったゼルドリスは、瘴気を遮るほどの魔力の力場と、ランスロットの中に潜むキャスの悪意を見抜きました。
ランスロットは「俺を殺せ」と口にしながら、同時にシャイニング・ロードを放ち、ゼルドリスに深手を負わせます。
さらに「全てを破壊する」というキャスの意志と、「ギネヴィアは俺が守る」というランスロット自身の言葉が、同じ口から交互に語られました。
これに対しゼルドリスは「それが誰だかわからんが、俺にも守るべきものがある」と応え、凶星雲で二発目のシャイニング・ロードを撃たせる前に封じます。
神速についてくるカオス・ランスロットの魔力の渦の中でもダメージを与え、最後は「魔神の王を舐めるなよ」の一言で256話は終わりました。
257話は、この攻防の続きから始まると考えるのが自然です。

サブタイトル「ぬぐえぬ熱情」の意味|消そうとしても消えない想い

「ぬぐえぬ」は、ふき取ろうとしてもふき取れない、という意味の言葉です。
汚れや涙、そして疑いや不安のように、本人が消したくても残ってしまうものに使われます。
一方の「熱情」は、燃えるように激しい想いのことです。
二つを合わせると、誰かが消そうとしても、あるいは本人が押し殺そうとしても、どうしても残ってしまう激しい想い、という意味になります。
ここで注目したいのは、「ぬぐう」という動詞に、ぬぐおうとする誰かの存在が含まれている点です。
256話までの流れでいえば、ランスロットの心を塗りつぶそうとしているのはキャスです。
つまり「ぬぐえぬ熱情」は、キャスが消そうとしても消せない何か、という読み方ができるタイトルだと私は考えています。

候補1:ランスロットのギネヴィアへの想い|最有力と考える理由

最も可能性が高いと見ているのが、ランスロットのギネヴィアへの想いです。
256話のカオス・ランスロットは、キャスの意志に支配されながらも「ギネヴィアは俺が守る」という言葉だけは手放しませんでした。
255話では、閉じ込めたギネヴィアを魔界の瘴気から守っていることも描かれています。
256話でゼルドリスが感じた、瘴気をはね返すほどの力場も、ギネヴィアを守るための結界だと読めば筋が通ります。
キャスにとって、この想いは邪魔なはずです。
「全てを破壊する」という目的に対して、守りたいものが残っている限り、ランスロットの体は完全には言うことを聞かないからです。
257話では、キャスがこの想いを消そうとして、それでも消せない様子が描かれるのではないでしょうか。
「ぬぐえぬ熱情」という言葉に、キャスの苛立ちとランスロットの抵抗の両方が込められていると感じます。

候補2:ゼルドリスのゲルダへの想い|「守るべきもの」の正体

二つ目の候補は、ゼルドリスの熱情です。
256話でゼルドリスは「俺にも守るべきものがある」と言いました。
その中身は、奈落(アビス)に避難させた魔界の民であり、前作でずっと想い続けてきたゲルダでもあるはずです。
前作『七つの大罪』のゼルドリスは、長い年月を経てもゲルダへの想いを捨てられなかった人物でした。
まさに「ぬぐえぬ熱情」を抱えて生きてきた男です。
257話でゼルドリスがさらに追い込まれ、ゲルダを想う回想が差し込まれる展開は十分に考えられます。
もしそうなれば、ギネヴィアを守るランスロットと、ゲルダと魔界を守るゼルドリスという、守る者同士の構図がよりはっきりするでしょう。

候補3と4:キャスの執念とメリオダスの想い|もう一つの読み方

三つ目の候補は、キャスの七つの大罪への執念です。
キャスは、前作から続く七つの大罪への恨みを原動力に動いています。
ただし、恨みや執着を「熱情」と表現するのは少し違和感があり、私はこの候補の可能性は低めだと見ています。
四つ目の候補は、メリオダスのエリザベスへの想いです。
254話以降のメリオダスは、植物状態のエリザベスに寄り添い、虚ろな目をしていました。
しかし、弟のゼルドリスが魔界で戦い、ランスロットが「王様、ごめん」と謝りながら暴れている状況です。
エリザベスへの想いと、魔界や仲間への想いの間で揺れるメリオダスが、再び動き出すきっかけを描く回になる可能性もあります。
とはいえ、256話がランスロットとゼルドリスの二人だけで描かれたことを考えると、257話もこの二人が中心になると見るほうが自然です。

カオス・ランスロットVSゼルドリスの決着予想|キャスが動くタイミング

ここからは独自の予想です。
私は、257話でゼルドリスが優勢のまま決着がつくことはないと考えています。
理由は、255話でキャスが口にした「楽しみはとっておく」という言葉です。
キャスはランスロットの抵抗を承知のうえで泳がせており、追い込まれたときに初めて本気を出すタイプだと読めます。
ゼルドリスが凶星雲で押し込んだ今こそ、キャスがランスロットの体をさらに深く支配しようとするタイミングでしょう。
そのときキャスが消そうとするのが、ランスロットのギネヴィアへの想いなのではないでしょうか。
守りたいものを消せば、ランスロットの体は完全に破壊の化身になります。
しかし、その想いだけはどうしても消えない。
この「消えない想い」が、カオス・ランスロットの動きに一瞬の迷いを生み、ゼルドリスが致命傷を避ける、あるいは一撃を入れる展開になると予想します。

黙示録の四騎士257話の展開予想まとめ|3つのシナリオ

ここまでの考察をもとに、257話で起こりうる展開を3つに整理します。
1つ目は、キャスがランスロットの心を塗りつぶそうとし、それでもギネヴィアへの想いだけが消えずに残る展開です。
タイトルとの重なりが最も大きく、本命と見ています。
2つ目は、追い込まれたゼルドリスがゲルダや魔界の民を想い、凶星雲をさらに研ぎ澄ませる展開です。
守る者同士の戦いとして、256話の流れを最も素直に受け継ぐシナリオです。
3つ目は、ゼルドリスの戦いをきっかけに、メリオダスがエリザベスのそばを離れる決意を固める展開です。
ラストの引きとして使われる可能性があります。
どの展開になっても、257話は戦いの勝ち負け以上に、登場人物たちの「消えない想い」が描かれる回になりそうです。

※本記事は講談社「週刊少年マガジン」およびマガジンポケット掲載の『黙示録の四騎士』256話までの内容と、257話の予告サブタイトルをもとにした予想です。

まとめ|黙示録の四騎士257話「ぬぐえぬ熱情」はランスロットの想いに注目

黙示録の四騎士257話の事前予想をまとめます。
サブタイトル「ぬぐえぬ熱情」は、誰かが消そうとしても消せない激しい想いを指していると読めます。
本命は、キャスに支配されても消えなかったランスロットのギネヴィアへの想いです。
ゼルドリスのゲルダや魔界への想い、メリオダスのエリザベスへの想いも、十分に候補になります。
凶星雲で流れをつかんだゼルドリスに対し、キャスがどのタイミングで本気を出すのかにも注目です。
キャスがここまでランスロットに執着する理由が気になる方は、【黙示録の四騎士】キャスパリーグの正体とラスボス説を徹底考察もあわせて読んでみてください。

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